自治体職員の勉強ブログ

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情報セキュリティ管理士認定試験を受けます。

私が働く自治体においては、目標管理型の人事評価制度が今年度から試行的に導入されているのですが、私は平成27年度中、つまり来年3月31日までに、

「最低1つ、業務に役立つ資格の取得又は検定に合格をする。」

という目標を立て(てしまい)ました。

実は、入職1年目であった昨年度には、モチベーションアップ等々の理由により、秘書検定2級(認定団体:公益財団法人実務技能検定協会)を受験し、無事合格したのですが、今年度は、あれよあれよとしているうちに、秘書検定1級・準1級の受験機会も失ってしまい、さて、どうしたものかと腐心していました。

ちなみに、現在携わっている仕事に関しての資格取得・検定合格のためには、その資格・検定が直近の業務に役立つこと、そして、一定の難易度をもつことが重要だと思っています。

まず、業務の役に立たない資格の取得を目標管理型の人事評価制度の目標として立てるというのは論外ですが、業務との関連性が薄まるほど資格取得それ自体が目的となりがちです。それでは時間や費用の無駄に繋がります。また、直近で役立つものでないと勉強にも身が入らないでしょう(以前、簿記3級を受けましたが、あまり業務に関係ないこともあり、落ちました)。

次に、一定の難易度をもつことですが、要は難し過ぎても簡単過ぎても駄目ということです。目標として立てた以上、私の中には「受かること」が前提としてあります。難し過ぎれば受からないですし、受からなければ、どれくらいの能力を身につけたかという評価のしようがありません。また、誰でも受かるような試験でも同様です。

そんなこんなで、2016年2月14日(日)に行われる、

第20回情報セキュリティ管理士認定試験

に先日申し込みをしました。


〜試験概要〜

認定団体:一般財団法人 全日本情報学習振興協会
試験日程:年4回(平成27年度は、5・8・11・2月)
制限時間:120分
出題区分:
「Ⅰ.情報セキュリティ総論」
「Ⅱ.情報資産に対する脅威と対策①」
「Ⅲ.情報資産に対する脅威と対策②」
「Ⅳ.コンピューターの一般知識」
合格ライン:出題区分Ⅰ〜Ⅳ各々の正答率が70%以上
合格発表:試験より約1カ月後
検定料:10,000円(税抜)
認定有効期限:2年(有料で更新可)
平成25年度平均合格率:47.9%

※詳細は、一般財団法人 全日本情報学習振興協会のホームページ( http://www.joho-gakushu.or.jp )又は情報セキュリティ管理士認定試験のホームページ( http://www.joho-gakushu.or.jp/isme/ )を参照してください(ともに2015年11月29日アクセス)。


近頃、日本年金機構個人情報流出問題マイナンバー制度導入に関連して、情報セキュリティについては世間も行政もなにかと敏感です。でなくとも、公務員というのは情報管理について敏感でなければなりません。
また、私は仕事で人にパソコン操作についてのアドバイスをすることも多いので、その際に、情報セキュリティ等についての確かな知識をもってアドバイスできればと感じることが多いです。
これらの理由から、この資格の取得は直近の業務に役立つと言えるでしょう。

そして、公式テキストはこちら、

らくらく突破 情報セキュリティ管理士 認定試験 公式テキスト

らくらく突破 情報セキュリティ管理士 認定試験 公式テキスト

だということで購入しました(内容が2012年11月末というのが少し残念)。

合格率47.9%ということで、頑張れは取得でき、頑張らなければ取得できない資格であると言えると思います(他に情報セキュリティに関連する国家資格として、情報セキュリティスペシャリスト試験がありますが、こちらはかなり難易度が高い模様。いつかは、チャレンジしてみたいです)。
ただし、試験日が2月、合格発表がおそらく3月ということで、今回の目標管理型の人事評価制度においては、背水の陣ということになります。そういう意味でかなりスリリングです。

しかしながら、ここに書いた手前、

合格しないとかっこ悪い(笑)

という思いもあるので、試験日までの約3カ月間、それをバネに頑張りたいと思います。